"物言わぬ臓器(肝臓)"のために著者は禁酒を勧められるが、「絶対禁酒」「暫くお酒は控え目に」「原則禁酒」「節酒」といった表現の多様さを見つけ出す。
そこで何とか飲酒の余地を見つけようとする自己の姿に気づく様子は、自然な気持ちをユーモラスに描き出しています。
取材対象は医師や多くの個性あるナースだけでなく、入院仲間の疾患との闘いや生き方に広がり、会話の機微も巧みに多くのエピソードを挿入しています。
医師やナース、入院仲間との共感が形成されていく様子は、心温まる読後感をもたらし、ナースの専門性がどのように生きた形で展開されるべきかのヒントを読み取ることがでいます。